《元JR社員の実体験》JR本体で内定から8年働いてみた驚愕の結果

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JRへの就職を検討している皆さん、実際にJR本体で8年間働いた経験をもとに、リアルな就職体験談をお伝えします。選考過程から入社後の業務内容、そして最終的に転職を決意するまでの全てを包み隠さずお話しします。

執筆者と信頼の約束

こんにちは、「おちゃっぱ」です。小学5年生からブログを始め、20年以上書き続けています。JRで8年(500万人超の移動を支えた)、地方銀行で2年(50億円超の融資審査)、今はIT企業で流入150%増のコンテンツ制作に挑戦中。借金500万円で自己破産した過去も乗り越え、実体験と確かな情報をあなたに届けます。

  • 私の強み
    • JR8年:ダイヤ乱れや事故を仲間と乗り越え、危機管理を体得。
    • 地方銀行2年:200件超の融資審査でリスクを見極めた。
    • IT企業:SEOとコンテンツで流入150%増。
    • 自己破産:借金500万円から這い上がり、資金管理を学んだ。
    • ブログ20年:1,000記事超、月10万PV。
  • 資格日商簿記2級FP2級、経営危機管理士。
  • 得意分野:鉄道、金融、就職・転職、アニメ考察(リゼロ6周)、ゲーム攻略(スプラ500時間)。
  • 連絡先salla.ryom@gmail.com
JR社章
JRで8年働いた証。現場が私の原点。

私の経験と消費者庁金融庁厚生労働省のデータを基に、あなたの「次の一歩」を応援します。法律や制度は変わるので、最新情報を確認してください。質問は気軽にどうぞ!
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目次

JR就職を目指した理由

大学時代、私がJRへの就職を志望した理由は主に3つありました。

1. 社会インフラを支える使命感
鉄道は日本の重要な社会インフラです。多くの人々の生活を支える仕事に携わりたいという想いが強くありました。

2. 安定性への憧れ
当時は終身雇用制度への信頼もあり、JRという大企業での安定した働き方に魅力を感じていました。

3. 技術的な興味
鉄道システムの複雑さや、運行管理の技術的側面に純粋な興味がありました。

JR就職の選考プロセス実体験

エントリーシートと書類選考

JRのエントリーシートで最も重要なのは「なぜJRなのか」を明確に伝えることです。私は以下の点を意識して記載しました:

  • 鉄道事業への具体的な関心事項
  • 将来的にどのような貢献をしたいか
  • 他の交通機関ではなくJRを選ぶ理由

筆記試験対策

就活・転職で本当に使えるサイト

正直、就活・転職サイトって山ほどあるけど、実際に使えるのは数える程。
実体験として「これは登録しておいて良かった」と心から思えるサイトだけ紹介します。

💡 就活会議転職会議

「あの会社の選考、実際どんな感じだったんだろう?」が全部見れます。
内定者が実際に書いたESや、面接で聞かれた質問、社員のリアルな口コミまで。無料なのが信じられないレベル。

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「A社は落ちたけど、その選考過程を評価してB社から内定」みたいなことが実際に起きてる。

落ちた選考も武器になる時代

転職の人はリクナビNEXTも定番ですが良いです。

どれも無料で使えるので、とりあえず登録して触ってみて、合わなければサクッと退会でOK。私もそうしてました。

JRの筆記試験は一般的なSPIに加えて、適性検査が重要です。鉄道業務は安全性が最優先のため、慎重性や責任感を測る問題が多く出題されます。

私が実際に受けた試験内容:

  • 言語・非言語問題(SPI形式)
  • 安全意識に関する適性検査
  • 性格診断テスト

面接対策と実際の質問内容

一次面接(集団面接)

実際に聞かれた質問:

  • 「JRで実現したいことは何ですか?」
  • 「安全性についてどう考えますか?」
  • 「チームワークの経験を教えてください」

二次面接(個人面接)

より深い質問が中心でした:

  • 「なぜ他の鉄道会社ではなくJRなのか?」
  • 「鉄道事故についてどう思うか?」
  • 「転勤についてどう考えるか?」

特に印象的だったのは、安全に対する意識を問う質問が多かったことです。鉄道業界の特性上、これは避けて通れない重要なポイントです。

JR入社後の配属と研修制度

新人研修の実際

JR入社後の新人研修は約3ヶ月間でした。内容は以下の通りです:

座学研修(1ヶ月)

  • 鉄道の基礎知識
  • 安全管理システム
  • 法令・規則の学習
  • 企業理念・コンプライアンス

現場研修(2ヶ月)

  • 駅業務実習
  • 車両基地見学
  • 指令所業務体験
  • 保線作業見学

研修で最も印象に残ったのは、安全教育の徹底ぶりです。「安全最優先」という言葉は単なるスローガンではなく、全ての業務の根底にある価値観だということを実感しました。

初回配属:運輸系統への配属

私は運輸系統(駅・乗務員関係)に配属されました。最初の配属先は地方の中規模駅でした。

初年度の主な業務:

  • 駅業務全般(改札、案内、切符販売)
  • 列車の運行管理補助
  • お客様対応
  • 安全点検業務

JRでの8年間:部署移動と業務内容の変遷

1-3年目:駅業務を通じた基礎固め

最初の3年間は駅業務が中心でした。この期間で学んだ最も重要なことは「現場感覚」です。

駅業務で経験したこと:

  • 台風や雪害時の運行判断
  • 人身事故発生時の対応
  • お客様からのクレーム対応
  • 障がい者の方への対応

特に印象深かったのは、大雪で電車が止まった際の対応です。駅に足止めされた数百人のお客様への対応は大変でしたが、チームワークの重要性を痛感した経験でした。

4-6年目:運行管理部門での経験

4年目から運行管理部門に異動となりました。ここでは列車ダイヤの管理や、異常時の運行整理が主な業務でした。

運行管理で学んだこと:

  • システム全体を俯瞰する視点
  • 迅速な判断力の重要性
  • 関係部署との連携方法
  • データ分析の重要性

この部署では、1分の遅延が全体にどのような影響を与えるかを肌で感じることができました。

7-8年目:管理職候補としての業務

最後の2年間は、管理職候補として幅広い業務に携わりました:

  • 新人研修の指導
  • 安全管理業務
  • 労働組合との調整
  • 予算管理・コスト削減

JR勤務のメリット・デメリット【実体験ベース】

JR勤務のメリット

1. 社会的意義の高い仕事
多くの人々の生活を支えているという実感は、仕事のやりがいに直結します。お客様から感謝の言葉をいただいた時の嬉しさは格別でした。

2. 充実した福利厚生
住宅手当、家族手当、各種保険など、福利厚生は非常に充実していました。特に住宅関係の補助は手厚く、経済的な安定感がありました。

3. 専門知識の習得
鉄道システムの専門知識は他では得られない貴重な経験です。技術的な知識だけでなく、安全管理のノウハウも身につきました。

4. チームワークの重要性を学べる
鉄道運営は多くの部署の連携が不可欠です。真のチームワークとは何かを実践を通じて学ぶことができました。

JR勤務のデメリット

1. 不規則な勤務体系
24時間365日のサービスのため、夜勤や休日出勤は避けられません。特に運行管理部門では、深夜勤務が月に数回ありました。

2. 転勤の多さ
全国転勤が前提の職種では、2-3年ごとの転勤は当たり前です。家族がいる方には大きな負担となります。

3. 保守的な社風
伝統的な企業文化が根強く、新しいアイデアや改革には時間がかかる傾向がありました。若手の意見が通りにくい場面も多々ありました。

4. 精神的プレッシャー
安全が最優先のため、常に緊張感を持って業務に臨む必要があります。小さなミスが大きな事故につながる可能性があるというプレッシャーは相当なものでした。

JRの給料・昇進制度の実際

年数役職年収目安備考
1-3年目一般職員350-420万円基本給+諸手当
4-7年目主任・係長450-550万円管理業務開始
8-12年目課長補佐580-680万円管理職候補
13年目以降課長以上700万円以上管理職

※上記は私が在籍していた時期の情報です。現在は制度が変更されている可能性があります。

昇進については、年功序列の要素が強いというのが実感です。ただし、近年は成果主義の導入も進んでおり、実力のある若手が早期に昇進するケースも増えてきました。

JRを退職した理由と転職活動

退職を決意した理由

8年間勤務した後、私がJRを退職した理由は以下の通りです:

1. キャリアの多様性を求めて
鉄道業界は専門性が高い反面、他業界への転職が難しいという側面があります。30代前半のうちに、より幅広いキャリアを積みたいと考えました。

2. デジタル化への関心
IT業界の急速な発展を見て、デジタル技術を活用した業務に携わりたいという気持ちが強くなりました。

3. ワークライフバランスの改善
不規則な勤務体系に疲れを感じるようになり、より規則的な働き方を求めるようになりました。

JR経験を活かした転職活動

JRでの経験は転職活動で大きなアドバンテージとなりました:

  • 安全管理の経験 → リスク管理能力として評価
  • チームワーク経験 → 組織運営能力として評価
  • お客様対応経験 → コミュニケーション能力として評価
  • システム運用経験 → IT業界での基礎知識として評価

最終的に、現在勤務しているIT企業のSEO担当として転職することができました。

JR就職を検討している方へのアドバイス

JR就職に向いている人の特徴

8年間の経験を踏まえ、JR就職に向いている人の特徴をお伝えします:

1. 責任感が強い人
安全が最優先の業界のため、責任感の強さは必須です。小さなミスも許されない緊張感の中で働ける人が向いています。

2. チームワークを重視する人
鉄道運営は多くの人との連携が不可欠です。個人プレーよりもチームでの成果を重視する人に適しています。

3. 安定志向の人
急激な変化よりも、安定した環境でじっくりと経験を積みたい人に向いています。

4. 社会貢献意識の高い人
社会インフラを支えるという使命感を持って働ける人にとって、非常にやりがいのある仕事です。

JR就職前に準備しておくべきこと

1. 鉄道業界の基礎知識
JRの事業内容、他の鉄道会社との違い、業界全体の動向について理解しておきましょう。

2. 転勤への心構え
全国転勤がある職種が多いため、転勤についての覚悟を決めておくことが重要です。

3. 体力づくり
不規則な勤務や立ち仕事が多いため、基礎体力は重要です。

4. コミュニケーション能力の向上
お客様対応や社内連携において、コミュニケーション能力は必須スキルです。

まとめ:JR就職の実体験を振り返って

JRでの8年間は、私にとって非常に貴重な経験でした。社会インフラを支える仕事の重要性、チームワークの大切さ、安全管理の厳しさなど、多くのことを学ぶことができました。

確かに、不規則な勤務や転勤の多さなど、大変な面もありました。しかし、それ以上に得られるものは大きかったと感じています。

JRへの就職を検討している皆さんには、以下のことをお伝えしたいと思います:

  • 安定性と社会貢献を重視するなら、JRは素晴らしい選択肢
  • ただし、キャリアの多様性を求める場合は慎重な判断が必要
  • 転勤や不規則勤務への覚悟は必須
  • JRでの経験は他業界でも十分評価される

最終的には、皆さん自身の価値観や将来のビジョンと照らし合わせて判断することが大切です。この体験談が、皆さんの就職活動の参考になれば幸いです。

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