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【徹底検証】最新!Intel CPUの選び方【世代と末尾の英単語の秘密】

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記事の信頼性と執筆者について

この記事の執筆者は銀行勤務経験、就職支援経験のある「さらちゃ」です。

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  • 経験:現上場企業勤務(7年目)、元銀行員(2年間でキャッシング審査案件200件以上担当、総額約50億円)、就職支援業者インターン経験あり
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学生時代は奨学金300万円、社会人1年目で借金100万円を経験。お金の悩み、就活の苦労、私は痛いほど経験しました。だからこそ、皆さんの気持ちに寄り添えると信じています。
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パソコン人間この記事では?
CPU頭脳
メモリ(RAM)心のキャパ○→別記事で解説
ストレージ(ROM)記憶容量
グラボ(GPU)表現力
マザーボード身体?
画面(解像度)視力?
OS知識
この記事では◎について主に触れます。
目次(クリックで移動)

CPUとは、人で言う頭脳そのものだ。

CPUは人間で言う脳みそに当たる。あえて言おう、パソコンの性能はCPUで大体決まる。正式名称は日本語で「中央演算処理装置」。英語では”Central Processing Unit”。

全てのパソコン、もちろんスマートフォンも含めて、CPUで処理能力に明確な差が産まれる。人間と見事に同じだ。頭が良い、と悪い、の差だ。

だがしかし、「組み合わせ」と言う重要な因子がある。これも人間界とパソコン界でも全く同じ。CPUが優れていたら多少のポンコツパーツを組み合わせても正直上手くいく。しかしながら、CPUがポンコツならば、どんなに優秀なパーツを組み合わせてもポンコツになる。これは、後々示したい。

CPUのメインブランド

そんなCPUだが、どこのメーカーが作っているのだろう。まあ、大体予想はできると思うが、シェア№1は、intel社だ。過去にCMで「インテル、入ってる?」なんてフレーズではやった記憶がある。

その時代は、intel Core 2 Duoなんていうシリーズが多かった記憶がある。尚、最近ではAMDのRyzenシリーズが店頭に並ぶ様になってきた。Ryzenシリーズの台頭は、初心者を惑わす最恐の動きなので筆者は複雑な心境だ。

CPUの世代と歴史

CPUとは「工業発展の歴史」そのものだといえる。というのも、1970年代~現代の約50年で人類史上類まれのない進化をした代表作だからだ。

今でこそ安価にCPUを購入したり使ったりすることができるものの、過去は政府の機関人物のみにしか保有が許されなかったようなものだ。市場に流通したのは、本当にここ最近の話だ。

今回の記事では、敢えてAMD社には触れず、intel社に限定させて貰いたい。intelのCPUも例にもれず歴史が深く、実のところ、1970年代からCPU一筋で生産開発をしてきている。

Core i 世代の発売日と法則

そんなCPU開発が長いintel社だが、最近のCore i~シリーズは2006年に初めて誕生した「ハイエンド」CPUだ。グレードがCore i3~i9まであるわけだが、intel社の位置づけとしてそもそもCoreシリーズは高精度・ハイパフォーマンスCPUというわけだ。

世代によって、CPUは大きく性能が変化する。当たり前といえばその通りで、2006年のスマートフォンと2023年現在の製品を比較するようなものだ。もちろん、最近の世代(第8世代~)がまともに動作する印象だ。

よって、Core i3の第10世代はCore i5の第4世代よりも能力が高かったりなんてことも往々にしてあるわけだ。とはいっても例外があるから面白い。簡単に世代ごとの発売日と見極め方を下記に示す。

どうしたら「世代」の重要性を理解してもらうか、以下のように纒めてみた。

Core i シリーズとiPhoneの発売日を比較

世代発売年番号法則スマホ
第1世代2008年iX-100U(3桁)iPhone 3G
第2世代2011年iX-2000U(4桁)iPhone 5
第3世代2012年iX-3000UiPhone 5s
第4世代2013年iX-4000UiPhone 6
第5世代2014年iX-5000UiPhone 6s
第6世代2015年iX-6000UiPhone 7
第7世代2016年iX-7000UiPhone X/8
第8世代2017年iX-8000UiPhone Xs
第9世代2018年iX-9000UiPhone 11
第10世代2019年iX-10000U(5桁)iPhone 12
第11世代2020年iX-11000UiPhone 13
第12世代2021年iX-12000UiPhone 13
第13世代2022年iX-13000UiPhone 14
頭が世代になるので、超分かりやすい。

Core i シリーズの英単語(接尾辞)に秘められた秘密

接尾辞用途特徴
無印デスクトップ通常の用途
デスクトップ最上位(extreme)
Fデスクトップ内臓GPU無し
Kデスクトップオーバークロック対応
Sデスクトップ省電力
Tデスクトップ最も省電力
Hノート高性能(ゲーム用)
G/PノートGPU強化
Uノート省電力
Yノート最も省電力(タブレット向)
実は深い意味がある。

例えば「intel Core i7-1185G7」というCPUは、第11世代Core i7の、ノートパソコン用で「GPU強化バージョン」だと読み解くことができるわけだ。

日本では一般的にデスクトップパソコンは無印、ノートパソコンは、Uが付くモデルが主流だ。

Intel Core i CPUの性能比較!

Xeon【intelの全力】

Intel Xeonプロセッサーは、一言でいうならば「宇宙」だ。「じーおん」と読むわけだが、勿論個人用ではない。どうして、宇宙なんて痛い形容をするか、実際に宇宙工学に利用されているCPUだからだ。

そもそもCPUの単価が数十万〜数百万円掛かるわけで、相当リッチな企業が使える誰もが認める一級品だ。とはいっても、世代は残酷で中古市場は遠慮無く価格が下落している。

折角なので、楽天で見つけたXeon搭載ノートパソコンのリンクを貼ってみる。チャレンジャーだけどうぞ。

XEON
  • 価格:50万円〜500万円
  • 推奨メモリ:64GB〜512GB
  • 用途:サーバー、大手企業のシャットダウンができないパソコンに。
DELL PRECISION 5750 メモリ32GB Xeon搭載モデル
価格:279,800円(税込) (2023/2/24時点)楽天で購入
個人で買う人ってどんな人でしょう…。ロマン?

Core i9【3Dゲームを「創る」】

家電量販店では、正直中々見たことが無い。デスクトップで購入するならばありかな?とは思うが、性能が高すぎる分消費電力も半端ない。そして、コストパフォーマンスも良いとは言い難い。

パソコン大好きな人が、デスクトップパソコンとして「ゲームを作る側」として購入するイメージだ。ただ、Xeonとは違って、一応「個人用」のCPUになる。

Intel Core i9 リスト

13900K
13900KF
12900KS
12900K
12900KF
12900
12900F
12900T
12950HX
12900HX
12900HK
12900H
11900K
11900KF
11900
11900F
11900T
11980HK
11950H
11900H

  • 価格:15万円〜50万円
  • 推奨メモリ:32GB〜256GB
  • 用途:本業のプログラマー、CAD制作、3Dゲームの製作に。4K映像の多重編集も可能。

Core i7【ハイエンド】

市販のCoreシリーズでは、間違いなくCore i7が色々な意味で「最上位」といえる。Xeonやi9があるのに、何故?と疑問を持つ人も多いだろう。確かに、性能だけでいうと前者が上位ではある。しかし、Xeonやi9を通常利用するか?といえば聊か疑問だ。

Core i7は、コスパ・性能・手軽さ・消費電力全てが「最強」だ。性能だけに突出したものが欲しい人は、i9が必要かもしれないが、i7も最近のモデルは「なんでも」できる。Core i7で満足がいかない、という層はCPU以外の何かが邪魔をしている可能性が高いといえよう。

Intel Core i7 リスト

13700K
13700KF
13700F
13700T
12700K
12700KF
12700
12700F
12850HX
1370P
12800H
12700T
1270P
1260P
11600H
11700F
11800H
1195G7
1185G7
1165G7
1160G7

  • 価格:10万円〜50万円
  • 推奨メモリ:16GB〜128GB
  • 用途:ゲーム、オフィス、プログラミング等々、通常用途は全て快適。

Core i5【ミドルレンジ】

普通!と表題に書いたものの、ハイスペックCPUの一角。というのも、そもそもCoreシリーズでローエンドというものは存在しない。Core i5であっても、概ね第8世代以降の構成は基本的に快適な動作が約束されていると思って良い。

兎に角、安価なので手に入りやすいし、なんせもっとも流通している。所謂企業の普通のビジネスノートパソコンは、大抵Core i5が搭載されている。Core i7という、最強くんほど夢中になるほどパソコンを使う予定はないけども、もっさりしたパソコンなんて御免だ!という人は、一旦Core i5を買いましょう。

ただ、個人的なNG構成は、13600HX等の、「X」モデルだ。Xを買うならば、i7で良いじゃん、と思ってしまう。

Intel Core i5 リスト

13600HX
13500HX
1340PE
13420H
1350P
12600K
12600KF
12600
12500
12400
12400F
12400F
12600T
12500T
12400T
1240P
11500HE
11320H
1155G7
11500H
11400H
11260H
11600T
11400F

Core i3【ローエンド】

なんどもいう。Coreシリーズは、そもそもハイエンドCPUということで製作されている。つまり、最もローエンドなCore i3シリーズも、一般的にはサクサク動く、はずだった。

Core i3シリーズははっきり言っておすすめしない。なぜなら本当に中途半端だからだ。よほど安いノートパソコンが必要ならばなくはないが、本当の安価を求めるならばCeleronで良くね?と思う。

あえて言いたいが、例えば第10世代のCore i3を買うならば、第7世代くらいのCore i5、i7を買うべきである。本気で言っている。

Celeron【ローエンド、安価】

  • Celeronは、インテルが1998年にリリースしたプロセッサーのシリーズです。
  • 初期のCeleronプロセッサは、Pentium IIのコアをベースにしており、主に低価格帯向けのコンピューターや軽量なタスク向けのPCに使用されていました。
  • 現在のCeleronプロセッサは、PentiumやCoreシリーズのコアをベースにしており、スマートフォンやタブレット、Chromebookなどで使用されています。
  • Celeronは、低価格帯でありながら、比較的高い性能を持っています。ただし、高負荷のタスクや最新のゲームなど、高いパフォーマンスが求められるタスクには適していません。
  • Celeronには、デュアルコアやクアッドコアのものがありますが、ハイエンドのCPUに比べるとコア数が少ないため、マルチタスキングや複雑な処理には不向きです。
  • Celeronは、省電力設計がされており、バッテリー駆動のデバイスにも適しています。
  • Celeronは、低価格であるため、学生や家庭用途などの一般ユーザーに適していますが、プロフェッショナルやゲーマーには向いていません。

Pentium【ローエンド、安価】

IntelのPentiumは、1993年にリリースされたCPUで、高性能なパソコン向けに開発されました。以下は、Pentiumに関するまとめです。

  • Pentiumは、インテルが開発したCPUのシリーズで、初代のPentiumは、1993年にリリースされました。Pentiumは、386や486の後継に当たるCPUで、ハイエンドのパソコン向けに開発されました。
  • 初代のPentiumは、60MHz、66MHz、75MHz、90MHzのクロック速度でリリースされました。その後、Pentium Pro、Pentium II、Pentium III、Pentium 4などのバージョンがリリースされ、現在でもPentiumのシリーズは続いています。
  • Pentiumは、高性能でありながら、比較的低価格なCPUとして開発されており、一般のユーザー向けのPCでも使用されます。
  • 現在のPentiumは、低消費電力や省エネ設計など、省電力性が向上しています。Pentiumは、マルチコアのCPUもあるため、マルチタスクや複雑な処理にも適しています。
  • Pentiumは、IntelのCPUの中では、Core iシリーズやXeonシリーズに比べて性能が劣るため、ハイエンドのPC向けではなく、一般のユーザーや小規模企業などに適しています。
  • Pentiumは、グラフィックス機能が内蔵されており、グラフィックス性能にも優れています。そのため、映像や画像処理にも適しています。
  • Pentiumは、互換性が高いため、多くのアプリケーションやゲームが動作することができます。

Atom【厳しい】

IntelのAtomは、低消費電力や省エネ設計がされたCPUで、ネットブックやタブレットなどのモバイルデバイスに使用されることが多いCPUです。以下は、Atomに関するまとめです。

  • Atomは、Intelが2008年にリリースしたCPUのシリーズで、モバイルデバイス向けに開発されました。Atomは、低価格で省電力性に優れており、一般のユーザーや小規模企業などに適しています。
  • Atomは、x86アーキテクチャを採用しており、多くのWindowsアプリケーションを実行することができます。また、Atomは、LinuxやAndroidなどのオペレーティングシステムでも使用されます。
  • Atomは、シングルコアやデュアルコアなど、異なるコア数を持つバージョンがあります。Atomは、性能面では、CeleronやPentiumに劣るため、高負荷のタスクには向いていません。
  • Atomは、省電力性に優れており、バッテリー駆動のデバイスにも適しています。また、Atomは、小型のモバイルデバイスに適しているため、スマートフォンやタブレット、ネットブックなどで使用されています。
  • Atomは、グラフィックス機能が内蔵されており、グラフィックス性能にも優れています。そのため、映像や画像処理にも適しています。
  • Atomは、Intelが開発したCPUの中でも、比較的低価格なCPUであるため、一般のユーザーや小規模企業向けに開発されています。
  • Atomは、2018年をもって新規販売が終了されており、今後は、CeleronやPentium、Coreシリーズが代替となることが予想されています。

以上が、IntelのAtomに関するまとめです。

最後に

人間で例えてみよう。心のキャパは何かしらのトレーニングでどうにかなるとしても、美的センスは追々磨けるかもしれないけれど、頭脳だけは交換できない。

よって、CPUだけは間違いなく「グレードの高い」物を買うべきだ。高いものを売りつけたいとかそんなつもりでもなく、本心でそう考えている。

大体のパソコンは(一部例外は置いといて)、CPUの交換はできない。厳密にいえばできるものもあるが、相性問題等々で、CPUは「交換してはいけない」。最良の頭脳×最良の環境で頭脳明晰な人間は最大のパフォーマンスを発揮できるわけだ。

対偶的に、頭の悪い人はどんなに広いテーブルを使ったとしても、なんせ使いきれないのでヘンテコな回答をしてしまいがちである。分かりやすくしたかったがうまく表現できない。筆者は頭が悪い様だ。

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