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借入先が3社、4社と増えると、毎月の返済日はバラバラ。残高を見ても「結局、いつ終わるんだろう」となりがちです。おまとめローンは、その散らばった借入を一つにまとめ、返済条件を組み直すための商品です。
この記事では、私の金融機関での勤務経験と自己破産を乗り越えた実体験を基に、信頼できるおまとめ可能な中小消費者金融を厳選して紹介します。
先に結論
- 無担保のおまとめはデイリーといつも、不動産担保ローンはトラストを別枠で比較
- 月額が下がっても、総支払額が増えないか必ず確認
- すでに返済のために借りているなら、新しいローンより相談窓口を先に検討
まず無担保のおまとめローン2商品を比較
今回掲載するデイリーといつもは、公式上、貸金業者からの借入が対象です。銀行カードローンやショッピングリボの債務は含まれないので注意しましょう。
| 商品 | 金利 | 金額 | 対象債務 | 返済期間 | 追加借入 |
|---|---|---|---|---|---|
| デイリー おまとめローン 公式で確認 |
年8.5~14.5% | 50万~600万円 | 貸金業者からの借入 | 12~120回 最長10年 |
不可 |
| いつも おまとめローン |
年4.8~18.0% | 1万~500万円 | 貸金業者からの借入 | 2~60回 最長5年 |
不可 |
情報確認日:2026年9月15日。条件は各社公式の商品ページで確認。適用金利・契約額・返済期間は審査等により異なります。
どこがいい?まず「まとめられる借入か」を確認
商品名が同じ「おまとめローン」でも、対象は同じではありません。ここを見ずに金利だけ比べると、申込画面まで進んでから「この借入は対象外でした」となります。
- 消費者金融とカードのキャッシングだけ:貸金業法に基づくおまとめ商品を比較しやすい
- 銀行カードローンも含む:銀行借入を対象にする商品か確認
- ショッピングリボも含む:商品ごとの差が大きい。今回掲載するデイリー・いつもの商品では対象外
- 住宅・自動車・奨学金:一般的なおまとめ商品の対象外になりやすく、個別確認が必要
月々が安くなっても、総支払額は増えることがある
おまとめの落とし穴はここです。毎月の返済額だけを見ると楽になったように見えても、返済期間を長くすれば利息を払う月も増えます。
| 例 | 毎月返済 | 総支払額 | 変化 |
|---|---|---|---|
| まとめる前 50万円ずつを年18%・17%・15%、各36回 |
約53,235円 | 約1,916,468円 | 基準 |
| 150万円を年12%、60回 | 約33,367円 | 約2,002,000円 | 月額は減るが、総額は約8.6万円増 |
| 150万円を年12%、36回 | 約49,821円 | 約1,793,573円 | 月額・総額とも減る |
計算条件:元利均等、毎月払い、手数料なし、途中返済なし。端数処理や初回日数により実際の金額は異なります。
見積もりでは「毎月いくら」だけでなく、「何回払いで、最後まで合計いくら」を聞きましょう。この2つが出ないまま申し込むのは、値札を見ずにレジへ行くようなものです。
申込前の5項目チェック
- 借入先ごとの残高・金利・毎月返済額を並べる
- 希望商品が、その借入を対象にしているか確認
- 適用予定金利と返済回数で、月額と総支払額を出す
- 振込手数料、契約費用、繰上返済手数料を確認
- 完済した借入枠を解約する条件があるか確認
必要書類は、本人確認書類だけで終わらないことが多いです。収入証明、他社残高や契約条件が分かる書類を先にそろえると、確認の往復を減らせます。
デイリーキャッシング:上限金利と対象範囲が分かりやすい
デイリーの貸金業法に基づくおまとめローンは、年8.5~14.5%、50万~600万円。対象は貸金業者からの借入元本です。銀行カードローンやショッピングリボまで一緒にしたい人には合いません。
上限金利14.5%は今回の2商品の中では低めですが、5年~最長10年の返済になるため、期間を長くしたときの総支払額は必ず確認してください。
デイリーのおまとめ条件を公式で確認するWEB申込後に融資実行した場合、広告収益が発生することがあります。契約には審査があります。
いつも:5年以内で返す計画を比べたい人向け
いつものおまとめローンは年4.8~18.0%、1万~500万円、最長5年です。貸金業者からの借入が対象で、銀行ローンやクレジットカードのショッピング利用は対象外です。
返済期間が短い分、毎月返済が思ったほど下がらない場合があります。一方で、長期化による利息増加を抑えたい人は比較候補にできます。
不動産担保ローンでまとめる前に
持ち家などの不動産があり、無担保のおまとめでは扱いにくい高額な借換えを考える場合、不動産担保ローンも選択肢にはなります。今回の提携案件では、トラストホールディングスが既存借入の一本化を資金用途として案内しています。
| 金利 | 年3.45~7.45% 実質年率15.0%以内 |
融資額 | 100万円~10億円 10億円超は要相談 |
|---|---|---|---|
| 期間 | 1か月~30年 1~360回 |
担保 | 土地・建物・マンション・アパートなど |
| 事務手数料 | 融資額の0~5.50% | 期限前返済違約金 | 返済元金の0~5.50% |
金利だけなら無担保商品より低く見えますが、事務手数料や登記費用などが加わります。とくに短期間で完済する予定なら、金利差より初期費用のほうが大きくなることもあります。見積もりでは、借換え後の総支払額に、手数料・登記費用・期限前返済の費用まで含めて比較してください。
不動産を担保にすれば安全、という話ではありません。返済できなければ不動産を失うおそれがあります。抵当権設定などの費用、住宅ローンが残っている場合の扱い、最終的な総支払額を確認してから判断してください。

総量規制を超えていても申し込める?
貸金業者のおまとめローンは、法令上の条件を満たす「顧客に一方的有利となる借換え」であれば、総量規制の例外貸付けに該当する場合があります。そのため、借換え後の残高が年収の3分の1を超える申込も制度上は可能です。
ただし、年収の3分の1を超えれば自動的に契約できる、という意味ではありません。返済能力の審査があり、追加で自由に使えるお金が増える商品でもありません。
返済のためにまた借りているなら、おまとめより相談を先に
今月の返済を別の借入で埋めている、延滞が続いている、家計を削っても元金が減らない。この状態では、借換え後も返済を続けられるかを先に考える必要があります。
おまとめは借金そのものをなくす手続きではありません。返済が難しい人は、任意整理・個人再生・自己破産の違いを知り、専門家への相談も比較してください。
5chで話題の神金融なら通りやすい?
5chのスレッドで「神金融」と称される中小消費者金融。その理由は、大手で門前払いされた人が「最後の砦」として救われた実績にあります。私が地方銀行で融資業務に携わった経験から言えば、大手の審査は年収や信用情報に厳格すぎる一方、中小は「現在の返済能力」を重視する傾向が強いんです。「神金融」という言葉の意味や見分け方は、神金融とは何かを解説した記事でも整理しています。
よくある質問
おまとめ後、クレジットカードは使えなくなりますか?
一律には決まりません。ただし、借換え対象にした契約の解約を求められる場合があります。ショッピング枠とキャッシング枠の扱いも商品・カード会社で異なるため、契約前に確認してください。
おまとめローンで追加のお金も借りられますか?
今回比較した貸金業法に基づく借換え商品は、基本的に返済専用です。借換え対象の元本を超えて自由に使うお金を受け取る商品ではありません。
1社だけでも借換えできますか?
商品によっては1社からの借換えも案内しています。「おまとめ」という名前だけで判断せず、各社の資金使途と対象債務を確認してください。
審査がゆるい、絶対通る商品はありますか?
ありません。どの商品にも審査があり、結果は申込者ごとに異なります。短期間に何社も申し込む前に、対象条件が合う商品へ候補を絞りましょう。
まとめ:月額と総額、両方が改善する条件を選ぶ
おまとめローンの目的は、借入件数を見た目だけ一つにすることではありません。返済日を整理し、金利や返済条件を改善し、完済までの道筋を見えるようにすることです。
- まとめたい借入が対象か
- 適用金利は今より低いか
- 月々の返済額はいくらか
- 返済回数と総支払額はいくらか
- 追加借入なしで生活を回せるか
この5つをメモに並べると、「月額は楽だけど総額が高い」「ショッピングリボが対象外」といった違いが見えてきます。条件が合わないときは、無理に次の申込先を探すより、返済方法そのものを見直してください。
情報源・比較基準
比較基準:おまとめ・借換え専用商品であること、公式に金利・金額・対象債務・返済期間を確認できること。通常の少額キャッシングは除外。情報確認日:2026年9月15日。